超能力をさずけてくれたゾッとする微笑み

松永です、

「千里眼」とは時空を
超え見たり知ったりする
力のことです。

超能力のようなものです。

というか超能力です。

松永の「千里眼」がいかにして
作られたかをお話ししましょう。

幼い頃のトラウマを聞いてください。

子供に個室などなかった時代
姉の勉強机は仏間にありました。

どこの家もそんなものでした。

姉は壁に向かって勉強していました。

そこにゾッとするような
”おぞましい”何かが貼って
ありました。

女性の写真でした。

そのせいで怖くて部屋に入る
ことができませんでした。

「あれ、取ってよ」と頼みましたが
とりあってくれません。

今日もふすま戸を開けると
不気味な女性が佇んでいます。

ブルブル、ガクガク…

その写真が取りさられたとき
どれだけホッとしたことでしょう。

後にそれが「モナ・リザ」という
超有名な絵であることを知りました。

あれが!?

なぞの微笑み、永遠の美女など
絶賛する声のオンパレードです。

フランスから、やっと借りて
日本で展示されたときには
観覧者が殺到して大パニック
になりました。

あなたもご存ではないですか?

「そんなに?」

「気持ち悪いだけじゃん…」

私にはそうとしか
思えませんでした。

今でも、

「けっこう不気味だよね」

「眉ないよね、病気?」

「喪服か?暗い絵なわけだ」

など失礼なことを
考えています。

もちろん名画であることは
理解しています。

しかし、解説書どおりの
見方ではありません。

自分の目、感覚をたよりに
読み解いていくのです。

なぜあの絵を見るために
世界中から人が集まるのか?

その理由を探しています。

絵を見るときの私は
描かれた時代、その場所に
心がタイムスリップします。

まるでその場にいるかのような
臨場感から1つの読み解きが
はじまります。

それが「モナ・リザ」との出会いを
原風景とする私の「千里眼」です。

これから古今東西の名画へ
瞬間移動するめくるめく世界を
ご覧にいれましょう。

あなたと私との、時空を超えた
旅と対話を始めましょう。

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