浮世絵

浮世絵

富士山のように見えなくもない?

松永です。19世紀中頃からヨーロッパではジャポニズムとよばれる日本趣味が流行しました。その洗礼を受けた画家の中にアンリ・リビエールがいます。彼は浮世絵の多色木版画を研究し独学で身につけます。そして多色リトグラフも開発し版画表現の幅をひろげ...
浮世絵

【赤富士の4と7】

松永です。浮世絵をリリースする業務のスリム化についてお話します。浮世絵は現代の出版社にあたる「版元」が作らせて売りました。=========================絵師にとって版元はプロデューサーになります。===========...
浮世絵

江戸のビックリマンシール

松永です、余白を1色で塗りつぶすことを「地潰し(じつぶし)」といいます。例として歌麿の美人画をみましょう。『當時全盛美人揃・兵庫屋内花妻(とうじぜんせいびじんぞろい・ひょうごやうちはなつま)』 余白が黄色なので「黄潰し(きつぶし)」...
浮世絵

シンプルだからこそ難しい

松永です。摺師(すりし)は高度な技で腕をきそいあいました。今回とりあげるのは、========================= 「地潰し(じつぶし)」 =========================余白部分を単色でぬりつ...
浮世絵

日本全国をかけめぐった絵師

松永です。あなたがお住まいの地域ではいくつかの名所があると思います。『六十余州名所図会』(ろくじゅうよしゅうめいしょずえ)歌川広重 による名所を描いた浮世絵版画の連作です。五畿七道(ごきしちどう)の68か国に江戸をくわえ各地1枚ずつの69...
浮世絵

浮世絵の暗号を解読できるか

浮世絵の楽しみは何といっても絵です。絵師、彫師、摺師の分業によって1枚の絵にまとめられた名画をじっくり味わうことです。でも、絵のほかにも気になるところはないでしょうか。私は、あることがずっと気になっていました。それは、絵の隅に書いてある文...
浮世絵

浮世絵の生産ライン

松永です。葛飾北斎の「神奈川沖浪裏」歌川広重の「東海道五十三次」などという言い方をします。浮世絵は絵師が1人で描いたものと思われがちです。しかし、じっさいは、=========================1枚の浮世絵ができあがるまでに...
浮世絵

サンダル履きの馬を見たことはあるか?

松永です、 馬がサンダルをはいているのを見たことがありますか? そんなヘンテコな話をします。 北斎「富嶽三十六景」の『武州千住』(ぶしゅうせんじゅ) ネギを背負った馬が頭を下げて歩き 農夫が手綱を手...
印象派

印象派の巨匠モネは北斎から何を学んだのか?

松永です。 岩の陰からヌーッとあらわれたか 河に浮かんでいるだけなのか。 男が米のとぎ汁を捨てていることから 時刻は早朝のようです。 北斎の富嶽三十六景 『常州牛堀』(じょうしゅううしぼり) 1833年頃制作 この...